#Vivaldi
を 10 年以上使っていると、何年ごしで解決されるバグとか数年前からいまも解決されていない小さなバグとかを見つけることは珍しいことではないんだけど、それでも
を使い続ける理由は、Vivaldi 社が
を改善しつづけてくれるだろうという信頼感を自分が持ってるからで、その信頼ってある意味いまのプロダクトの機能以上に大事なもののような気がした。
そういう観点で #TheBrowserCompany の CEO の以下の言葉を読むと
> “For most people, Arc was simply too different, with too many new things to learn, for too little reward […] On top of that, Arc lacked cohesion in both its core features and core values. It was experimental, that was part of its charm, but also its complexity,”
> “ほとんどの人にとって、Arc はあまりにも(慣れたブラウザーの操作性と)異なっており、学ぶべき新しいことが多すぎて、それに対する報酬が少なすぎました [...] それに加えて、Arc はその核となっている機能と価値観の両方において一貫性を欠いていました。(Arcは)実験的であり、それは魅力でもあると同時に(デメリットとしての)複雑さがありました」”
これって、内容だけをみれば「まあそういう部分もたしかにあるよね」とは思うけど、 #Arc のユーザーの立場で読むと「それは Arc を作るときからわかっていたのでは?」って感じるし、#Arc の開発をストップする理由としては、なんというか腑に落ちづらい言葉なんじゃないかな…と思った。
まあ、無料でブラウザーを提供し続けるってなかなかできることではないだろうし、 #TheBrowserCompany のビジネスとしての判断もあるのかなーと邪推する部分もあるけど、いまのところは Dia に対する期待よりも Arc の喪失感のほうが大きそう。